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セメント樽の中の手紙

大宮戦も、ヴェルディ戦も、ましてガンバ大阪優勝にも触れずに書きますよ、と。

今日から、トリニータの選手(戦力外通告の選手を除く)に対し、交渉が行われるという。
果たしてどのような事が起こるかはわからない。
はっきりしているのは、某氏が「来期は25人体制で行く」と言ってしまったことだ。
2名が戦力外、2名が新入団確定(噂の1名は未確定)、岡中「ネ申」は現役引退。
福元がユースから昇格(だろう)。となると、5名ほどの選手がチームを離れる
公算になる。
噂は絶えない、でも、正式発表を待つしかない。

今日のタイトルは、葉山 嘉樹というプロレタリア作家の作品。
国語の教科書に載っていて、何ともやりきれない気持ちになった。
全文を読みたい方は「青空文庫」のここで手に入ります。自己責任の上でお読みくださいませ。
現在の私の気持ちを代弁する箇所を引用しておきます。一部、読みやすく
改変していることをお断りしておきます。

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 この樽の中のセメントは何に使われましたでしょうか、私はそれが知りとう御座います。
 私の恋人は幾樽のセメントになったでしょうか、そしてどんなに方々へ使われるのでし
ょうか。あなたは左官屋さんですか、それとも建築屋さんですか。
 私は私の恋人が、劇場の廊下になったり、大きな邸宅の塀《へい》になったりするのを
見るに忍びません。ですけれどそれをどうして私に止めることができましょう! あなた
が、もし労働者だったら、このセメントを、そんな処に使わないで下さい。

 いいえ、ようございます、どんな処にでも使って下さい。私の恋人は、どんな処に埋め
られても、その処々によってきっといい事をします。構いませんわ、あの人は気象《きし
ょう》の確《しっ》かりした人ですから、きっとそれ相当な働きをしますわ。
 あの人は優《やさ》しい、いい人でしたわ。そしてしっかりした男らしい人でしたわ。
(中略)
 私はどうして、あの人を送って行きましょう。あの人は西へも東へも、遠くにも近くに
も葬《ほうむ》られているのですもの。
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