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2005年4月

J1昇格から3年、大分に迫る危機

今年の大分トリニータの低迷ぶりは、
監督が変わり若い選手を獲得もしたから
ある程度は 想定の範囲内であった。
チームを作り替える段階に入った、という想定である。

リーグ戦第1節で、あれ?と首をかしげた。
岡中がスタメン落ち、吉田と梅田の動きにキレがない、
有村はベンチにすら入れない。

リーグ戦第2節を終えた頃、
「これは、想定の範囲外かも…」
と思い始めた。

カップ戦・リーグ戦でJEFに大敗。
JEFにはいつも同じような負け方をすると思う一方、
他方の現実にも気づく。
それは、2002年の昇格を支えた選手達の劣 化
(懸命に戦う選手に対して失礼な表現であることは
百も承知で、あえて使う)。

今年、岡中は37歳、西山は31歳、梅田・有村は29歳
吉田は28歳(梅田・有村と同学年)になる。
チームの主軸が、選手生命の最終局面に入る(または入った)年齢になった。
ぶっちゃけていうなら、「体が思うように動かなくなくなる」年齢になったということ。
今、目の前でプレーする「彼ら」は、2002年のときの「彼ら」ではない。
幾多の経験と時間を重ねた「彼ら」なのだ。
その中に、残念ながら「劣化」という事実が含まれる。
しかも、それを補うだけのもの(テクニックとか、物事への対応の柔軟性とか)を
今の「彼ら」は持ち合わせていない。

阿部、深谷、柴小屋、上本、根本といった23〜24歳前後の選手を入れたのは
昇格時からの選手とともに実戦で使いながら育て、近いうちにチームの主軸にしたい、
という目的があったからではないか。
「若手の経験不足はカバーできる」という想定を、チームはしていたのではないか。
しかし、ここにきて
「経験を積んだ選手が、実戦レベルで使えない」
「若手を使いながら育てるのは、現状ではあまりにリスクが高い」
という現実を突きつけられてしまった。


それと、これも大きな声では言いたくないけれど
高松・松橋・小森田・内村・倉本といった大分生え抜きの若手の状況をみると、
(小森田は移籍組だが大分在籍が長いのでこちらに入れておく)
高松以外は成長の跡があまり見られない、という実態がある。
松橋は「決定的な場面で打つシュートがことごとく枠に行かない」仕様。
小森田は「ボールを簡単に奪われる、パスが意味不明の方角に出る」仕様。
成長著しい高松も、出場時間における得点率は驚異的だが「先発すると点を取れない」
仕様のため、起用法がきわめて難しい。
つまり、彼らもチームを支える軸になり得ていない。
是非ともなって欲しかったし、今も期待はしているけれど、時間は待ってくれない。


明日、ビッグアイで大分はセレッソ大阪と対戦する。
こんなチーム状況でも、サポーターは信じている。ともにゴール裏で戦っている。
勝て。何としても勝ってくれ。
最高で、最愛の、大分トリニータ!


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